極旨牛・プレミアムハイブリッド牛ができるまで

極旨牛・プレミアムハイブリッド牛って?


MB4~5
旨さの理由は牛種にある!

但馬・田尻系、気高系、藤良系の黒毛和牛と黒毛アンガス主体の肉用種を交配した、F1交雑種だからです。

F1とは?

First Filial Hybrid(第一代交配のハイブリッド高品質牛)です。
雑種強勢により親牛を超える優れた形質が表れます。

日本式の配合飼料設計と肥育技術を取り入れ、
日本人好みの肉質と旨さを引き出す風味を追求。

長期間の穀物肥育により適度な霜降りが入り、
柔らかでジューシーな味わいある牛肉に仕上げています。

畜種の特性により霜降り状の良質な筋間脂肪入り、
健康にも良いオメガ3およびオメガ6(共に不飽和脂肪)に富んでます。

穀物肥育及び格付スペック

枝肉の格付けは、認定格付員により行われます。
ロイン系の部位については、部分肉でのマーブリング格付も可能です。

こだわり飼料

安心・安全な飼料のみ給餌

成長促進・ホルモン剤・抗生物質などは一切不使用



オーストラリアの大自然で生まれ、素牛の育成も同様に公害や汚染とは無縁な自然環境の中で放牧され牧草や飼料作物で育てられます。

フィードロット導入後の穀物肥育においても
成長促進ホルモン剤の投与や抗生物質などの化学合成物質の飼料への添加は、一切行われません。

無添加飼料の穀物類

※コーン・サイレージも自家製発酵飼料として給餌しています。

究極の完全一貫生産管理

真の安心・安全を確保するため、仔牛が生まれる前の繁殖を含むサプライチェーンを自社管理することから始めてします。

完全一買生産管理体制チャート
①繁殖牧場

緑豊かな大自然の環境の中で繁殖(子取り)され、健康な仔牛が生まれ育てます。

②素牛育成牧場

仔牛は、高品質な牧草が豊富な育成牧場へ移動され、素牛育成されます。

③穀物肥育場(フィードロット)

フィードロットへ移動・導入され、穀物主体の自家配合飼料によるグレンフェッド肥育によりじっくり育て上げています。

④食肉処理加工場

指定委託工場にて、と畜解体処理・チルドパック及び冷凍パックされます。必要に応じ、ポーション・カット等の二次加工も可能です。

⑤輸出・販売

AACo本社の管理下で国内販売及び海外へ輸出されます。

牛肉の安全管理制度

オーストラリアは、牛海綿状脳症(BSE)や口蹄疫(FMD)など家畜の疫病の発症がない国として国際的に認知されています。BSEについては、発症リスクを無視できる国として最高レベルの認定をOIE(国際獣疫事務局)から与えられています。
その高い安全・品質基準を維持するために、政府と食肉業界の代表者によって構成される委員会「」を設立して、厳しい安全衛生基準を確実にする役割を果たしています。
また、オーストラリアの牛肉業界では、世界中で最も厳格に管理された食肉産業としてサプライチェーン全体を通して、独立した監査システムが構築されています。

品質保証と情報追跡(トレーサビリティ)

  • 家畜生産保証制度(LPA)

  • 農場での食品安全と品質保証に関する認定プログラムで、給餌の履歴や薬品の使用を含む食品安全と品質保証の状況を全国出荷者証明書(NVD)により申告する事を義務付けてます。
  • 全国肥育場認定制度(NFAS)

  • 全ての輸出向けの穀物肥育牛は、NFAS認定フィードロット(肥育場)で肥育され、飼料・飲み水の検査・健康管理・生産管理を実施。
    健康状態や給餌履歴を追跡できるよう、記録を保存しなくてはなりません。
  • 肉牛用全国出荷者証明書(NVD)

  • LPAおよびNFASを支えている証明書で、農場から肥育場、加工場に至る家畜の移動履歴とリンクし、LPA食品安全・品質保証制度やNFASに適合していることなどが証明される。
  • 食肉加工場での品質保証:オーストラリア規格(AS)

  • 世界最高水準のISO9002:1994に適合した「食肉および食肉製品の衛生的生産および輸送に係わるオーストラリア規格(AS4696:2002)」に従って操業。
    また、HACCPをベースとした品質保証プログラムの実施が義務付けられている。
    政府検疫検査局・AQISの獣医検査官が常駐し、規定に基づき検査と監視業務が行われている。

    微生物検査・残留物検査:政府管轄下で規定の検査プログラムが実行されている。
  • 全国家畜識別制度(NLIS)

  • 農場識別番号(PIC)が記録された電子タグを使ったオーストラリア牛肉のトレーサビリティシステムの一環で義務化されています。