オーストラリアは、牛海綿状脳症(BSE)や口蹄疫(FMD)など家畜の疫病の発症がない国として国際的に認知されています。BSEについては、発症リスクを無視できる国として最高レベルの認定をOIE(国際獣疫事務局)から与えられています。
その高い安全・品質基準を維持するために、政府と食肉業界の代表者によって構成される委員会「
」を設立して、厳しい安全衛生基準を確実にする役割を果たしています。
また、オーストラリアの牛肉業界では、世界中で最も厳格に管理された食肉産業としてサプライチェーン全体を通して、独立した監査システムが構築されています。